パリレンC薄膜CMOSスマート電極搭載人工視覚デバイスの開発

カテゴリ: 部門大会

論文No: 6P5-PS-61

グループ名: 【E】第40回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2023/10/31

タイトル(英語): Development of the thin-film parylene-C device for retinal prosthesis with the CMOS smart electrodes

著者名: 欧陽 ?垣(奈良先端科学技術大学院大学), 潘 愷鴿(奈良先端科学技術大学院大学), 高野 拓郎(奈良先端科学技術大学院大学/ニデック), 寺澤 靖雄(奈良先端科学技術大学院大学/ニデック), 竹原 浩成(奈良先端科学技術大学院大学), 春田 牧人(奈良先端科学技術大学院大学/公立千歳科学技術大学), 田代 洋行(奈良先端科学技術大学院大学/九州大学), 笹川 清隆(奈良先端科学技術大学院大学), 太田 淳(奈良先端科学技術大学院大学)

キーワード: 人工視覚|電気刺激|CMOS|フレキシブル薄膜基板|生体適合性材料|Retinal prosthesis|Electrical stimulation|CMOS|Flexible thin film substrates|Biocompatible materials

要約(日本語): 加齢黄斑変性と網膜色素変性症といった疾患の治療手法の一つとして、人工視覚デバイスの研究が行われている。本研究では、スマートCMOS電極を搭載した脈絡膜上経網膜電気刺激(STS)方式の人工視覚デバイスの埋植時の眼球への侵襲性を低減するため、薄く柔軟な構造をもったパリレンCフレキシブル基板を新たに開発した。この基板に小型CMOSチップを搭載することで省配線・多電極制御が可能な人工視覚デバイスを実現する。

要約(英語): This study has developed a retinal prosthesis device with smart CMOS electrodes for the suprachoroidal transretinal stimulation (STS) system. The new flexible retinal prosthesis device reduces invasiveness during implantation. The device has a thin and flexible structure with a parylene C base flexible circuit.

PDFファイルサイズ: 425 Kバイト