電気・薬理・光学的ニューロン計測に向けたパリレン製マイクロチューブデバイスの作製と評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 7A2-C-2

グループ名: 【E】第40回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2023/10/31

タイトル(英語): Fabrication and characterizations of parylene-based micortube device for electrical, chemical, and optical measurements of neuronal activity

著者名: 冨田 健太(豊橋技術科学大学), 渕上 晃広(豊橋技術科学大学), Nerchan Rexy Alvian(豊橋技術科学大学), 清水 快季(豊橋技術科学大学), 山下 幸司(豊橋技術科学大学), 沼野 利佳(豊橋技術科学大学), 鯉田 孝和(豊橋技術科学大学), 河野 剛士(豊橋技術科学大学)

キーワード: マイクロチューブ|低侵襲|オプトジェネティクス|薬液搬送|神経計測|microtube|low invasiveness|optical stimulation|drug delivery|neurometry

要約(日本語): 脳組織内のニューロンを光刺激で制御する“オプトジェネティクス”用のデバイスには,その光刺激機能に加え低侵襲性が求められる。本研究では,生体適合性の高いParylene-Cを用いた先端直径が15 μm 以下でかつフレキシブル基板を有するマイクロチューブデバイスを提案 し,シミュレーションおよび作製したチューブデバイスを用いた評価により光伝搬特性および薬液の通過,電気的インピーダンス特性をそれぞれ評価した。

要約(英語): We propose a <15 μm diameter microtube, which is fully fabricated with a highly biocompatible material of perylene. We confirmed the optical propagation through the fabricated microtube. In addition, preliminary experiments demonstrated its capabilities in drug delivery and electrical recording. The proposed device significantly reduce tissue damage, thus enabling low invasive optogenetics

PDFファイルサイズ: 643 Kバイト