圧電素子と電磁石を用いたインチワームの移動速度に関する実験的検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 7P2-PS-29

グループ名: 【E】第40回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2023/10/31

タイトル(英語): Experimental study on the movement velocity of inchworm using piezoelectric actuators and electromagnets

著者名: 高島 颯太(愛知工業大学), 鳥井 昭宏(愛知工業大学), 元谷 卓(愛知工業大学), 道木 加絵(愛知工業大学),

キーワード: インチワーム|圧電素子|準バイポーラ制御|電磁石|移動速度|Inchworm|Piezoelectric element|Semi-bipolar contorl|Electromagnet|Speed

要約(日本語): 筆者らは小型生産システムの実現に向けて,圧電素子と電磁石を用いたインチワームの開発をしている。インチワームの移動速度が遅いという課題があった。そこで本稿では,圧電素子に分極しない交流電圧を印加することで1周期当たりのインチワーム移動量を向上させた。具体的には,実験において提案手法である準バイポーラ制御を行うことでインチワームの移動速度を従来手法より1.6倍向上させ,4.96mm/sでの移動を達成した。

要約(英語): We have developed inchworm actuators using piezoelectric elements and electromagnets. In this paper, we propose the semi-bipolar control which is the method of applying a non-polarizing AC voltage to the piezoelectric elements. The proposed semi-bipolar control method improves the inchworm movement speed by 1.6 times compared to the conventional method, achieving the movement speed of 4.96 mm/s.

PDFファイルサイズ: 302 Kバイト