液晶相転移を利用したフレキシブルな温度センシング機構

カテゴリ: 部門大会

論文No: 26A3-PS-46

グループ名: 【E】第41回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2024/11/18

タイトル(英語): Flexible temperature-sensing mechanism using phase transition of liquid crystals

著者名: 坊野 慎治(立命館大学), 小西 聡(立命館大学)

キーワード: 液晶|フレキシブルセンサ|温度センサ|相転移|誘電率

要約(日本語): 本論文では、液晶の相転移を利用した柔軟な温度センシング機構を提案した。液晶を加熱すると、液晶相から等方性液体相へと相転移する。液晶の誘電率は相転移温度で急激に変化するので、相転移における電気特性の急激な変化を温度センシング機構として利用した。検知温度範囲を拡大するために、相転移温度が異なる複数の液晶を用いた。我々はこの柔軟な温度センサーを容器の曲面に組み込み、曲面容器内の日本酒の温度を検知した。

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