小腸流路デバイスにおける腸管変形時の絨毛による流れの増幅現象

カテゴリ: 部門大会

論文No: 26P3-PS-65

グループ名: 【E】第41回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

発行日: 2024/11/18

タイトル(英語): Flow amplification phenomenon by villi during intestinal deformation in microfluidic intestinal channel device

著者名: 小松 和樹(東京工業大学), 栗生 識(東京大学), 石田 忠(東京工業大学)

キーワード: 小腸組織|絨毛|マイクロ流体デバイス|バルーン|粒子トラッキング

要約(日本語): 実際のマウス小腸組織を実装した小腸組織を流路とするマイクロ流体腸管デバイスを用いて, 腸管変形時の内部の絨毛回りの流れを観察した. 比較のために, 絨毛を持たないが寸法はマウス小腸と同程度の模擬小腸チューブを作製し, マウス腸管と同様に変形させて内部の流れを観察した. 絨毛なしの条件では流れは送液に伴う流速で順方向に流れるだけであったのに対し,絨毛ありの条件では流れが増速し, 逆流することが分かった.

PDFファイルサイズ: 779 Kバイト