有機半導体を用いた二次元電気化学センサデバイスの研究

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: CHS15004

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 ケミカルセンサ研究会

発行日: 2015/07/02

タイトル(英語): Study of two-dimensional electrochemical sensor device using an organic semiconductor

著者名: 小澤 諒平(埼玉大学),早瀬 貴文(埼玉大学),長谷川 有貴(埼玉大学),内田 秀和(埼玉大学)

著者名(英語): Ryohei Ozawa(Saitama University),Takahumi Hayase(Saitama University),Yuki Hasegawa(Saitama University),Hidekazu Uchida(Saitama University)

キーワード: 有機半導体|ｐ－ｎヘテロ接合|アンペロメトリックセンサ|二次元電気化学センサ|Organic semiconductor|p-n heterojunction|Amperometric sensor|Two-dimensional electrochemical sensors

要約(日本語): 我々はこれまで光導電性有機薄膜を利用して溶液中のイオン濃度に依存した酸化還元電流を測定するアンペロメトリックデバイスの研究を進めてきたが、材料の導電性に起因する暗電流が大きいことがわかった。暗電流は酸化還元種を無駄に消費し、検出感度を低下させる懸念があった。そこで、p-n接合を形成して光起電力により酸化還元反応させることで、リーク電流を大幅に低減したデバイスを作成できることを見出したので報告する。

要約(英語): We will demonstrate the two-dimensional electrochemical sensor using organic hetero junction that measures the redox reaction map with low dark current. The spatially localized photo electromotive force in the p-n junction generates the photo carriers for the redox reaction. Meanwhile, the dark area keeps quiet without consuming redox species uselessly.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,494 Kバイト