LB膜味覚センサを用いた日本酒の品質評価

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: CHS15010

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 ケミカルセンサ研究会

発行日: 2015/07/02

タイトル(英語): Quality Evaluation for Japanese Sake Using Taste Sensor with LB Films

著者名: 廣木 守(埼玉大学),内田 秀和(埼玉大学),長谷川 美貴(青山学院大学),長谷川 有貴(埼玉大学)

著者名(英語): Mamoru Hiroki(Saitama University),Hidekazu Uchida(Saitama University),Miki Hasegawa(Aoyama Gakuin University),Yuki Hasegawa(Saitama University)

キーワード: 味覚センサ|品質評価|日本酒|Taste sensor|Quality evaluation|Japanese sake

要約(日本語): 現在，日本酒の品質評価は検査員によって行われており，客観的な評価が困難である。本研究では，日本酒評価を目的としてLB膜味覚センサを作成しその特性を評価した。膜材料には，ステアリン酸，DODABrと，ステアリン酸を配位子としたテルビウム錯体，ユウロピウム錯体を用い，醸造方法の異なる3種の日本酒に対する応答を測定した。その結果，錯体を含むLB膜味覚センサでは，各日本酒に対する応答感度が向上することが示唆され た。

要約(英語): We developed taste sensor with LB films for evaluating the quality of sake. The sensing films were made of stearic acid(SA), DODABr and lanthanides coordinating with SA(Ln-SA). We measured the sensor responses to three kinds of sake. The results suggested that the Ln-SA sensors improved the sensitivity to several sake.

原稿種別: 日本語

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