無機膜味覚センサによる温飲料評価に関する研究

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: CHS15011

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 ケミカルセンサ研究会

発行日: 2015/07/02

タイトル(英語): Study on inorganic film taste sensor for hot drink evaluation

著者名: 田村 陽佑(埼玉大学),内田 秀和(埼玉大学),長谷川 有貴(埼玉大学)

著者名(英語): Yosuke Tamura(Saitama University),Hidekazu Uchida(Saitama University),Yuki Hasegawa(Saitama University)

キーワード: 味覚センサ|温飲料|金属酸化膜|塩味|甘味|Taste sensor|Hot drink|Metal oxide films|Saltiness|Sweetness

要約(日本語): 現在、食品の品質評価は人間の検査員によって行われ、客観性や人員確保などに難がある。本研究では、基板上にレーザーアブレーション法により酸化金属膜を堆積させ、電極を取り付け味覚センサとした。センサを用いて60℃における、塩味と甘味、およびそれらを混合させた溶液に対する電位応答の濃度依存性を評価した。結果として、膜材料と測定対象によって異なる結果が得られた。特に塩味に対して大きな応答が確認された。

要約(英語): We aimed to develop taste sensor for evaluating hot drinks using several metal oxides as a sensing film. The films were formed using PLD method on Pt/Ag electrode. We measured the sensor responses for saltiness, sweetness at 60 degrees, and observed the different responses from each sensing film.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,418 Kバイト