分子鋳型フィルタ吸着剤を用いた匂いセンシング

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: CHS15026

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 ケミカルセンサ研究会

発行日: 2015/07/03

タイトル(英語): Odor Sensors Based on Molecularly Imprinted Filtering Adsorbent

著者名: 篠原 翔(九州大学),千代丸 瑶(九州大学),劉 傳軍(九州大学),林 健司(九州大学)

著者名(英語): Sho Shinohara(Kyushu University),You Chiyomaru(Kyushu University),Chuanjun Liu(Kyushu University),Kenshi Hayashi(Kyushu University)

キーワード: センサ|匂い|吸着剤|分子鋳型法|クラスタリング|sensor|odor|adsorbent|Molecularly Imprinted Polymer|clustering

要約(日本語): 生物は匂いを分子の構造情報に基づいた脳の活性化パターンマップの違いにより認識している。そこで、本研究では匂いを分子構造に基づいて分類しセンシングすることを目的とし、分子鋳型フィルタ吸着剤(MIFA)のフィルタ層の新たな材料としてフェニルアラニンを使用したMIFAを作成した。吸着特性の測定結果より、フェニルアラニンをフィルタ層に用いて、脂肪酸のサイズを認識し特異吸着するMIFAの実現可能性を確認した。

要約(英語): Creatures recognize odor by the difference of the activated pattern map of the olfactory bulb based on molecular information.In this study, we aim to create bio-inspired odor sensors with high selectivity by introducing molecularly imprinted filtering adsorbent (MIFA) using phenylalanine.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,409 Kバイト