多層半導体薄膜を用いたノネナールセンサの開発

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: CHS16024

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 ケミカルセンサ研究会

発行日: 2016/06/30

タイトル(英語): Development of nonenal sensors using multilayer semiconductor thin film

著者名: 志賀 友紀(東京電機大学),中嶋 岳(東京電機大学),山口 富治(東京電機大学),原 和裕(東京電機大学)

著者名(英語): Yuki Shiga(Tokyo Denki University),Takeshi Nakajima(Tokyo Denki University),Tomiharu Yamaguti(Tokyo Denki University),Kazuhiro Hara(Tokyo Denki University)

キーワード: ノネナール|体臭|半導体薄膜|においセンサ|nonenal|body odor|semiconductor thin film|odor sensor

要約(日本語): 近年、スメルハラスメントが問題視されている。本研究では50代以上の加齢臭の主成分であるノネナールの検知を目的としてセンサ開発を行った。本研究で作製したセンサはアルミナを基板とし第一層目にFe2O3+TiO2(5%mol)+MgO(4%mol)、第二層目にSnO2+MnO2を堆積させることで作製した。作製したセンサは0.1ppmのノネナールを検出することができた。また、良好な選択性が確認でき、応答時間が28s、応答回復時間が77sと確認できた。

要約(英語): We have developed a sensor for detection of nonenal, which is a typical body odor of old people. It is fabricated by depositing SnO2+MnO2 and Fe2O3+TiO2(5mol%)+MgO(4mol%) thin film on a alumina substrate. The sensor is capable of detecting nonenal at a concentration as low as 0.1ppm.

原稿種別: 日本語

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