高速LSPRガスセンサを搭載した匂い痕跡可視化ロボット

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: CHS18012

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 ケミカルセンサ研究会

発行日: 2018/07/13

タイトル(英語): Odor trace visualization by a robot with high speed LSPR gas sensor module

著者名: 楊 中元(九州大学),佐々 文洋(九州大学),林 健司(九州大学)

著者名(英語): Zhongyuan Yang(Kyushu University),Fumihiro Sassa(Kyushu University),Kenshi Hayashi(Kyushu University)

キーワード: 匂いロボット|局在表面プラズモン共鳴|ガス検出|匂い源|ガスセンサ|可視化|odor robot|LSPR|gas detection|odor source|gas sensor|visualization

要約(日本語): Auナノ粒子は、局在表面プラズモン共鳴現象（LSPR）による周囲の媒質の誘電率特性の変化に対して高速なの応答を示す。この特性を利用し高速ガスセンサユニットを作製した。エタノールガス-空気切り替え実験では25Hz以上の応答速度を確認した。作製したセンサをロボットに搭載し、不可視のバイナリコード状匂い痕跡を高速スキャンし文字に復号することができた。

要約(英語): Au nanoparticles are sensitive to the change of dielectric properties of surrounding media according to LSPR phenomenon. A fabricated robot equipped with very fast LSPR gas sensor module performed scanning of invisible binary code odor traces at 10 cm/s.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,471 Kバイト