二次元LSPR基板による匂い痕跡画像の計測システムの開発

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: CHS20001,BMS20001

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 ケミカルセンサ/【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム合同研究会

発行日: 2020/03/19

タイトル(英語): Development of odor trace imaging system with two-dimensional LSPR substrate

著者名: 楊 中元(九州大学),副田 貴明(九州大学),佐々 文洋(九州大学),林 健司(九州大学)

著者名(英語): Zhongyuan Yang(Kyushu University),Takaaki Soeda(Kyushu University),Fumihiro Sassa(Kyushu University),Kenshi Hayashi(Kyushu University)

キーワード: 局在表面プラズモン共鳴|匂いセンサ|可視化|LSPR|odor sensor|visualization

要約(日本語): 局在表面プラズモン共鳴（LSPR）現象に基づいて、金ナノ粒子が周囲媒質の誘電率変化に高速応答できる。金ナノ粒子の上に銀ナノ粒子を成長し、基板の透過率を抑える同時に、感度を保つことが成功した。本研究では、5 cm × 5 cm Au-Ag 基板、光源と冷却CCDカメラから構成されたセンサシステムを利用し、約1 mm 離れた匂い痕跡の撮像ができた。

要約(英語): In this study, we developed an odor trace measurement system using localized surface plasmon resonance phenomenon as Au nanoparticles are sensitive to the change of dielectric properties of surrounding media. Odor was successfully visualized by the system with a distance of 1 mm.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,648 Kバイト