液滴噴霧型嗅覚ディスプレイと射出特性

カテゴリ: 研究会(論文単位)

論文No: CHS20006,BMS20006

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門 ケミカルセンサ/【E】センサ・マイクロマシン部門 バイオ・マイクロシステム合同研究会

発行日: 2020/03/19

タイトル(英語): Droplet spray type olfactory display and its emission performance

著者名: 坂内 祐一(神奈川工科大学)

著者名(英語): Yuichi Bannai(Kanagawa Institute of Technology )

キーワード: 嗅覚ディスプレイ|インクジェット|圧電素子|パルス射出|嗅覚閾値|粒子法|olfactory display|inkjet|piezoelectric element|pulse emission|olfactory threshold|particle method simulation

要約(日本語): 本研究では、濃度の定量性および細かい時間制御が優れている液滴噴霧型嗅覚ディスプレイとして、圧電素子を用いる方式を開発した。この方法は、直径1cmの圧電素子に微細な孔を多数設け、圧電素子を振動させることにより微細な液滴を吐出するという簡単なメカニズムを用いている。射出された香料滴はファンからの風により気化してディスプレイから送り出される。開発したディスプレイの射出過程を粒子法で数値計算した結果、パルス状に射出された香気のユーザの鼻元での変形状態が確認された。

要約(英語): we developed a method using a piezoelectric element as a droplet spray type olfactory display that has excellent concentration quantification and fine time control. This method uses a simple mechanism of providing a large number of fine holes in the piezoelectric element having a diameter of 1 cm, and discharging fine droplets by vibrating the piezoelectric element

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,077 Kバイト