大きなノイズマージンを有するハミング距離検索機能付きCAMの提案とその照合特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS5-4

グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2002/09/02

タイトル(英語): Proposal of a Hamming Distance Search CAM with Large Noise Margin and Its Interrogation Characteristics

著者名: 田中浩朗 (東海大学),吉田正廣 (東海大学),鈴木八十二 (東海大学)

キーワード: 内容照合メモリ|ハミング距離ノイズマージン|ノイズマージン|Content Addressable Memory|Hamming Distance|Function Memory|Noise Margin

要約(日本語): 内容照合メモリ（Content Addressable Memory : CAM）は、通常のRAMが持つ機能に加え、入力情報と記憶情報を並列照合し、それらの間に一定の関係がある記憶情報を効率的に検索できるという特徴を有している。このため、CAMは辞書検索プロセッサや画像処理装置などに有用であると考えられている。本論文では、単に入力情報と記憶情報間の一致・不一致を検出するだけでなく、一定のハミング距離内にある記憶情報を高速に検索できる新しいCAMの構成法を提案する。また、その照合特性について理論解析を行い、提案CAMは低電圧動作においても従来のものよりもノイズマージンの点で優れていることを明らかにする。

PDFファイルサイズ: 2,607 Kバイト