送電用洞道での60GHz帯無線の伝送特性に関する一検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS7-2

グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2002/09/02

タイトル(英語): A study of 60GHz wireless system transmission performance in electricity line tunnel

著者名: 金岡 泰弘(関西電力),日下部 雅一(関西電力)

著者名(英語): Yasuhiro Kanaoka(The Kansai Electric Power Co.,INC),Masakazu Kusakabe(The Kansai Electric Power Co.,INC)

キーワード: 送電用洞道|60GHz帯無線ミリ波|ミリ波|electricity line tunnel|60GHz　wireless system|transmission performance|millimeter wave

要約(日本語): 送電用洞道での60GHz帯無線の伝送特性を測定した。その結果、地上での伝送に比べて伝送距離は短くなるが、見通しで伝送距離150mまでスループット98.7Mbit/sの伝送ができた。さらに見通し外での伝送が可能であることが確認できた。また、同じフィールドで測定した、伝送速度の遅い2.4GHz帯無線においては、伝送距離が地上に比べ短くなる傾向は観測できなかったため、数ｍオーダーの遅延波がかなり強い強度で発生していることが推定できた。

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