局所空間フィルタを用いた運動パラメタ抽出

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS10-3

グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2002/09/02

タイトル(英語): Motion parameters extraction with localized spatial filters

著者名: 国谷 晋二(電気通信大学),小林 健二(電気通信大学),三橋 渉(電気通信大学)

著者名(英語): Shinji Kunitani(The University of Electro-Communications),Kenji Kobayashi(The University of Electro-Communications),Wataru Mitsuhashi(The University of Electro-Communications)

キーワード: 実時間物体追跡|局所空間フィルタ|Real-time tracking|Localized spatial filters|Gabor filter

要約(日本語): 前報では、並進・拡大及び回転の各運動成分に対応した4種類の局所空間フィルタを用いる運動パラメタ推定法を提案し、予備実験を行って各運動パラメタが抽出できることを報告した。しかし、多数の空間フィルタを用いると計算時間が負担となって実時間処理には適さない。そこで本報告では、並進用のフィルタのみで並進以外にも拡大や回転の運動パラメタを抽出する方法を提案する。並進と拡大を含む動画像から物体の運動パラメタを抽出し、その像の位置と大きさを一定に保つ実験を行った。実験の結果、市販のPC以外に特別なハードウェアを使用することなく、15フレーム／秒の処理速度で物体の追跡が可能であることを確かめた。

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