サンプリング間隔の操作による閉ループ系内プラントのむだ時間推定
サンプリング間隔の操作による閉ループ系内プラントのむだ時間推定
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS11-6
グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2002/09/02
タイトル(英語): On delay-time estimation of the plant in closed-loop system considering sampling rate
著者名: 大浦 邦彦(国士舘大学),花崎 泉(東京電機大学),小山 英次(東京電機大学)
著者名(英語): Kunihiko Oura(Kokushikan university),Izumi Hanazaki(Tokyo Denki university),Eiji Koyama(Tokyo Denki university)
キーワード: システム同定|サンプリング間隔むだ時間|むだ時間|ディジタル制御器閉ループ系|system identification|sampling rate|inter sampling|delay-time|digital controllerclosed-loop system
要約(日本語): 稼動中の制御系から取得したデータを用いてプラント特性の推定を目指す閉ループ系の同定に関するアプローチは、直接法・間接法・入出力結合法の3つに大別されるが、規範入力にPE性を仮定しない限り直接法以外の適用は困難であるとされる。直接法による場合でも、同定対象であるプラントの構造(次数、むだ時間)が既知でなければ、適切な同定結果を得ることは難しい。本報告では、むだ時間が未知な閉ループ系内のプラントに対して、その入出力データからのむだ時間推定法について検討する。著者らは以前、モデルの使い分けによる離散モデルでのむだ時間推定法を提案したが、今回は対象プラントを連続系で与え、主としてサンプリング間隔の操作から、連続時間モデルでのむだ時間を推定する。サンプリング間隔を小さくすることより、閉ループ系の可同定条件は成立しやすくなる反面、雑音の影響を受けやすくなるという不都合もあるため、これらについて総合的に検討し、考察した結果を示す。
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