巡回セールスマン問題のための改良型アントアルゴリズム

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS16-1

グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2002/09/02

タイトル(英語): An Improved Ant Algorithm for Traveling Salesman Problems

著者名: 川島 明彦(千葉大学),須貝 康雄(千葉大学)

著者名(英語): Akihiko Kawashima(Chiba University),Yasuo Sugai(Chiba University)

キーワード: Antアルゴリズム|巡回セールスマン問題Antシステム|Antシステム|Ant Algorithm|Traveling Salesman Problems|Emergent System|Ant System

要約(日本語): Antアルゴリズムは，アリの創発現象に着目して考案された，

組合せ最適化問題に対する近似解法の1つである。

本研究では代表的な組合せ最適化問題である巡回セールスマン問題をとりあげた。

従来のAntアルゴリズムに対し，提案手法は，

アリの移動距離やフェロモンの付加量，蒸発に改良を加え，

創発メカニズムの概念に従う強化タスクを導入した，改良型Antアルゴリズムである。

ベンチマーク問題集TSPLIBを用いて計算機実験を行ったところ，

提案手法において，従来のAntアルゴリズムよりも解の質において性能が向上した。

PDFファイルサイズ: 1,536 Kバイト