タブーサーチによる交通経路選択

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS17-2

グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2002/09/02

タイトル(英語): Traffic Route Selection by Using A Tabu Search Heuristic

著者名: 伊藤雅 (愛知工業大学)

著者名(英語): Masaru Itoh(Aichi Institute of Technology)

キーワード: 交通経路|待機時間タブー表|タブー表|ムーブ頻度メモリ定在頻度|traffic route|stoppage time|tabu search|tabu list|move frequency-based memoryresidence measure

要約(日本語): 　本稿では，道路交通網をメッシュ構造でモデル化し，タブーサーチを適用して複数車両の交通経路を最適に選択する方法について提案する。目的は全車両の総所要到達時間の最小化である。これは総待機時間最小化問題と等価である。各車両は目的地までの経路候補を事前に複数本確保しており，その中で最も渋滞の少ない経路を選択できればよい。この選択問題にタブーサーチを適用する。

　単純にタブー表を使用するだけでなく，ムーブ頻度メモリと定在頻度メモリを組み合わせて良質な近傍解を生成する方法について提案する。提案法をシミュレーテッドアニーリング法と比較したので，その比較検討結果についても報告する。

PDFファイルサイズ: 1,436 Kバイト