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超分散型エネルギーシステムの基本構想と自律分散制御

超分散型エネルギーシステムの基本構想と自律分散制御

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カテゴリ: 部門大会

論文No: GS20-1

グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2002/09/02

タイトル(英語): The Basic Concept and Decentralized Autonomous Control of Super Distributed Energy Systems

著者名: 安田 恵一郎(東京都立大学),石井 綱吉(東京都立大学)

著者名(英語): Keiichiro Yasuda(Metropolitan University),Tsunayoshi Ishii(Metropolitan University)

キーワード: エネルギーシステム|分散電源自律分散制御|自律分散制御|Energy System|Dispersed Generation|Distributed System|Decentralized Autonomous Control

要約(日本語): 本論文では,分散電源が導入量・導入台数ともに電力系統内で支配的な立場を占めるような状況,すなわち超分散環境を想定し,このような環境におけるエネルギーシステムの振る舞いに関する基礎的な検討を行い,以下のことを明らかにした。

(1)負荷にも発電機にもなり得る需要家を統計力学におけるイジングスピンに基づいてモデル化することを提案し,モデルの妥当性をシミュレーションにより検証した。

(2)超分散環境における需要家同士を結ぶネットワークの重要性を供給信頼性の観点から検証し,各々需要家がランダムに振る舞う場合においては,需要家の最大需要に対する分散電源の設備率が50%を数%越えるだけで,ネットワーク全体での供給支障確 率をほぼ0にすることが可能である。

(3)需要家近傍の需要家グループの状態(発電状態か負荷状態)情報を集め,発電状態が優勢ならば負荷状態に,負荷状態が優勢ならば発電状態になるように自分自身の状態を変更または維持する更新規則により,超分散エネルギーシステムを自律分散的に需給平衡状態に移行・維持できる可能性を示した。

PDFファイルサイズ: 4,798 Kバイト

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