感性を反映できるひらがなフォント自動作成システム
感性を反映できるひらがなフォント自動作成システム
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC2-4
グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2002/09/02
タイトル(英語): Hiragana Font Creation System Reflecting Kansei
著者名: 海田 大介(慶応義塾大学)
著者名(英語): Daisuke Kaita(Keio University)
キーワード: 感性工学|フォントファジィ|ファジィ|kansei|font|genetic algorithm|fuzzy
要約(日本語): 本論文では、ユーザが作成したいフォントの印象を入力すると、自動的にユーザの感性を反映したフォントを作成し出力するシステムを提案する。
提案システムは遺伝的アルゴリズムで動作し、フォント作成部分で作成したフォントを、ファジィルールによるフォント評価部分で評価している。フォント作成部分では、制御点など文字を形作る基本的な情報に、様々なパラメータを付加することによりフォントを作成している。
このパラメータを遺伝子表現することにより、遺伝的アルゴリズムで取り扱うことを可能としている。
フォント評価部分では、フォント作成部分で作成されたフォントに対しファジィルールを適用してそのフォントの持つ印象を推論し、その印象とユーザの入力した印象との類似度を計算する。
この二つの部分を遺伝的アルゴリズムに組み込むことにより、ユーザの入力した印象に近いフォントを出力することが可能となる。
遺伝的操作の際に、初期遺伝子群を分散させそれぞれ独立に進化させることにより、多様な出力フォントを得ることができる。
また、出力フォントからユーザが1つを選んで、それに対して絞り込み探索を行うことによって、多様化したフォントの中からユーザの求めるフォントを得ることができる。
PDFファイルサイズ: 403 Kバイト
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