濃淡値の時系列変化を利用した画像からの手振りの検出<p> - 全方位視覚センサと赤外線カメラへの適用 -
濃淡値の時系列変化を利用した画像からの手振りの検出<p> - 全方位視覚センサと赤外線カメラへの適用 -
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC3-1
グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2002/09/02
タイトル(英語): Detection of Waving Hands from Images Using Time Series of Intensity Values
- Application to an Omnidirectional Vision Sensor and an Infrared Camera -
著者名: 入江 耕太(中央大学),梅田 和昇(中央大学)
著者名(英語): Kota IRIE(Chuo University),Kazunori UMEDA(Chuo University)
キーワード: ジェスチャ認識|高速フーリエ変換全方位視覚センサ|全方位視覚センサ|赤外線カメラマン・マシン・インタフェース|Gesture Recognition|FFT|Low-Resolution Image|Omnidirectional Vision Sensor|Infrared CameraMan-Machine Interface
要約(日本語): 本論文は,マン・マシン・インタフェースとしての利用を目的とした,画像からの手振りの検出手法について提案する.
濃淡画像中で手を左右に振った場合,手領域の画素において背景と手の濃淡値が周期的に変化する.この周期性を利用し,すべての画素における濃淡値の時系列変化に対してFFTを行い,得られるスペクトルの特徴量から手振りのパターンを認識する.
本手法はカラー情報を用いていないため,照明条件や肌色の個人差に対してロバストである.さらに,あらかじめ手領域を抽出するといった画像処理は不必要であり,高速な計算が可能なFFTを適応することで,極めて簡潔な処理を実現している.実験により,本手法の距離,照明条件に対するロバスト性を示している.また,全方位視覚センサと赤外線カメラに対して適用し,手法の汎用性を示している.
PDFファイルサイズ: 5,067 Kバイト
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