監視カメラによる人物の動作解析

カテゴリ: 部門大会

論文No: MC3-3

グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2002/09/02

タイトル(英語): Analysis of Behavior with Security Camera

著者名: 安倍 満(慶応義塾大学),小沢 慎治(慶応義塾大学)

著者名(英語): Mitsuru Ambai(Keio University),Shinnji Ozawa(Keio University)

キーワード: 監視カメラ|不審追跡|追跡|セキュリティ|Security Camera|Image Sequence|tracking

要約(日本語): 監視カメラは防犯装置として非常によく用いられているが，映像の確認は人間自身が行っており，その作業労力は膨大なものとなる．そこで、不審人物を検知するなどの確認作業の自動化が望まれている．

本手法は，人物の一つ一つの動作を「状態」として定義し，全体の挙動を「状態の遷移」としてとらえることで挙動の解析を行う．出力された状態列は人物の挙動そのものを表しており，この状態列を特徴ベクトル化してプロトタイプと比較することで人物の挙動の解析を行うことができる．作成したシステムを現金自動支払機に設置された監視カメラから得られた画像に適用することで，本システムの有用性を示すことが出来た．

PDFファイルサイズ: 3,223 Kバイト