表情認識のためのしわの自動検出

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS5-3

グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2002/09/02

タイトル(英語): Extraction of Furrows for The Recognition of Facial Expressions

著者名: 羽田 健一(工学院大学),村口 孝明(工学院大学),中村 納(工学院大学)

著者名(英語): Kenichi Haneda(Guraduate School of Kogakuin University),Takaaki Muraguchi(Guraduate School of Kogakuin University),Osamu Nakamura(Kogakuin University)

キーワード: 表情認識|しわ|facial expression|furrows

要約(日本語): 本稿では，重みの自動設定によるしわ検出手法について述べる．

表情を認識するためには，顔各部位の3次元的形状変化を捉えることが必要である．表情認識においては，口や目の動きだけでなく，皮膚の変化により顔各部位に出現するしわを捉えることも重要である．

そこで本稿では，平常顔と表情顔より差分画像を作成し，これより顔各部位毎に適切な重みを自動設定することで，よりしわらしい領域を検出する手法について提案する．

被験者6名，合計624フレームより頬，眉間，額，目尻領域に対し実験を行ったところ，主観評価において平均して76.3％，頬領域においては99.3％の検出率を得ることができた．

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