フィードバック制御による顔領域検出手法の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS5-4

グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2002/09/02

タイトル(英語): Face detection by the feedback control

著者名: 稲葉利江子 (日本女子大学),柳沼良知 (文部科学省大学共同利用機関メディア教育開発センター),小舘香椎子 (日本女子大学)

キーワード: 顔検出|個人認識小型光並列相関器|小型光並列相関器|フィードバック制御|face detection|identification|optical parallel correlation|compact optical parallel correlator|feedback control

要約(日本語): 小型光並列相関器とコンピュータによる前後処理を組み合わせたハイブリット顔画像認識システムを構築している。同日撮影300名における精度評価で本人拒否率0.3%,他人受入率0%を得ている。また、ネットワーク型認証システムを想定し、画像の高圧縮およびモバイル端末付属の低解像度のカメラによる撮影においても認識の許容があることを確認している。しかし、顔領域の抽出は目頭と鼻下点の3点指定により大きさの正規化と切り出し処理を行ってきたが、この自動化が課題となっていた。そこで、相関演算により得られる相関信号の位置から顔領域を推定し、フィードバック制御を行うことで、自動的な顔領域検出の検討を行ったので報告する。

PDFファイルサイズ: 3,303 Kバイト