関数最適化のための領域移動モデルの提案と性能評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS6-2

グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2002/09/02

タイトル(英語): Adapting Search Region in A Genetic Algorithm for Function Optimization

著者名: 小野 功(徳島大学),福田 勝洋(徳島大学),小野 典彦(徳島大学)

著者名(英語): Isao Ono(The University of Tokushima),Katsuhiro Fukuda(The University of Tokushima),Norihiko Ono(The University of Tokushima)

キーワード: 実数値GA|関数最適化単峰性正規分布交叉|単峰性正規分布交叉|MGG遺伝的アルゴリズム|Real-Coded GAs|Function optimization|The functional specialization hypothesis|UNDX|MGGGenetic algorithms

要約(日本語): 遺伝的アルゴリズム（GA）は，生物の進化過程にヒントを得た強力な最適化手法として知られる．GAの関数最適化への接近においては，近年，喜多らにより提案された機能分担仮説に基づく実数値GAが，従来のGAに比べて良好な性能を示している．機能分担仮説に基づく実数値GAは，集団内の個体分布が最適解領域を十分に覆っていることを前提として設計されているため，本前提を満たさない場合には十分な性能を発揮することが出来ない．本論文では，集団内の個体分布の重心移動に着目し，最適解領域を十分に覆うように個体分布を適応させる方法を提案する．いくつかのベンチマーク問題への適用を通じて，提案手法の有効性を検証する．

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