画像処理による天疱瘡の紅斑定量法
画像処理による天疱瘡の紅斑定量法
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS7-10
グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2002/09/02
タイトル(英語): The Method of Measuring Red Spots of Pemphigus with Image Processing
著者名: 鳥居 哲(慶応義塾大学),田中 敏幸(慶応義塾大学),田中 勝(慶応義塾大学),小林 誠一郎(慶応義塾大学)
著者名(英語): Torii Satoru(Keio University),Tanaka Toshiyuki(Keio University),Tanaka Masaru(Keio University),kobayashi Seiichiro(Keio University)
キーワード: 天疱瘡|紅斑2値化|2値化|pemphigus|red spots|image processing|binarization
要約(日本語): 本研究は,皮膚病の一種である天疱瘡の進行度を定量的に求めることを目的にしている。現在は医師がカルテに体のどの部分に大きさと色,形をスケッチをして診察をしている。しかし,この方法では病状を正確にカルテに記すことは難しく,診断は医師各個人の経験に基づいたものとなっている。そこで本研究では背中の画像より,天疱瘡よって皮膚上面にできたびらん(紅斑)を画像処理を用いて抽出し,その面積や色情報から進行度を計算する。原画像には腕や頭など,今回の研究の対象である背中以外の部位も写りこんでいるため,まず始めに画像から背中領域を特定し抜き出すことを行った。紅斑の抽出は抜き出された背中の画像に対して行った。
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