通信路における情報遅れを考慮した制御問題

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC4-5

グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2002/09/02

タイトル(英語): Networked Control Systems with Communication Delays

著者名: 岡村 謙一(早稲田大学),池田 光治郎(早稲田大学),内田 健康(早稲田大学)

著者名(英語): Kenichi Okamura(Waseda University),Kojiro Ikeda(Waseda University),Kenko Uchida(Waseda University)

キーワード: むだ時間|コンピュータネットワーク|time-delay|computer network|communication delay

要約(日本語): 　大規模なコンピュータネットワークを情報伝送路として用いる場合，通信遅れの存在を考慮する必要がある．本稿では，通信遅れをむだ時間と捉え，情報伝送路を介した制御問題をシステム全体をむだ時間を含む制御系として定式化する．より具体的には，参照入力を決定するオペレータと制御対象が情報伝送遅れを含むコンピュータネットワークで接続されている場合を考え，このシステムをむだ時間を含む制御系と捉えコントローラを設計し，遠隔制御系を構成する．さらに，むだ時間の変動や外乱に対するロバスト性に対する提案手法の有効性を検証するために，計算機によるシミュレーションおよび実機を用いた実験を行う．

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