神経回路の活動依存性変化
神経回路の活動依存性変化
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC7-3
グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2002/09/02
タイトル(英語): Activity-Dependent Plasticity in Neuronal Networks
著者名: 神保 泰彦(日本電信電話),河西 奈保子(日本電信電話),鳥光 慶一(日本電信電話),向井 嘉崇(筑波大学),椎名 毅(筑波大学)
著者名(英語): Yasuhiko Jimbo(NTT Basic Research Laboratories,NTT Corporation),Nahoko Kasai(NTT Basic Research Laboratories,NTT Corporation),Keiichi Torimitsu(NTT Basic Research Laboratories,NTT Corporation),Yoshitaka Mukai(University of Tsukuba),Tsuyoshi Shiina(Univ)
キーワード: 神経回路|ニューロン活動依存性|活動依存性|neuronal network|neuron|plasticity|activity-dependent
要約(日本語): 神経回路の可塑的な変化は、おそらく活動履歴の結果として引き起こされるものであり、これが生体の記憶・学習に深く関係していると考えられている。本研究ではin vitro系に再構成した神経回路によるその観測をめざしている。実験では、ラット大脳皮質ニューロンを電極アレイ基板上で培養した。培養開始後2ヶ月以上経過してその自発活動が安定した試料について、64個の基板電極のうちの特定の1箇所から0.1Hz、1時間の電気刺激を行ない、合計360回繰り返し誘起される特定パターンの神経回路活動の結果として生じる変化の検出を試みた。相関解析の結果、誘発・自発活動両者に、誘起した活動履歴を反映した変化が含まれていることを確認した。
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