電気刺激による筋増強に関する基礎的検討 - 筋収縮力と刺激電流強度・周波数の関係 -

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC7-4

グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2002/09/02

タイトル(英語): The muscle reinforcement by electrical muscle stimulation - Relationship between muscle contractile force, and stimulation current intensity and frequency-

著者名: 中西 美木子(慶應義塾大学),大西祥平スポーツ医学研究センター (慶應義塾大学スポーツ医学研究センター),内山 孝憲(慶應義塾大学)

著者名(英語): Mikiko Nakanishi(Graduate School of Science and Technology,Keio　University),Shohei Onishi(Sports Medicine Research Center Keio University),Takanori Uchiyama(Keio　University)

キーワード: 筋収縮力|刺激電流強度EMS|EMS|muscle contractile force |stimulation current intensity|frequency|electrical muscle stimulation

要約(日本語): 筋肉の随意的な収縮なしでも電気刺激によって筋力の強化が期待できるEMS(Electrical Muscle Stimulation)の効果は様々な研究により実証されている。しかし、EMSの刺激条件や方法は統一されていない。本研究では、刺激電流強度・周波数と筋収縮力の関係を調べることによって、EMSに有効な電気刺激を提案する。本研究では、電気刺激による前腕の等尺性収縮時の力を、刺激電流強度・周波数を変化させて測定した。その結果、刺激電流強度が増大するに従い、筋収縮力は有意に増大することが確認できた。しかし、周波数の変化に対して、筋収縮力の原価に有意な差はみられなかった。

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