ネコの腓腹筋を支配する神経系の反回抑制モデル
ネコの腓腹筋を支配する神経系の反回抑制モデル
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC7-7
グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2002/09/02
タイトル(英語): Recurrent Inhibition Model of Cat Gastrocnemius Muscle
著者名: 内山 孝憲(慶應義塾大学),Hakan Johansson(National Institute for Working Life),Uwe Windhorst(Universitat Gottingen)
著者名(英語): Takanori Uchiyama(Keio University),Hakan Johansson(National Institute for Working Life),Uwe Windhorst(Universitat Gottingen)
キーワード: ネコ|運動神経反回抑制|反回抑制|腓腹筋モデル|cat|motoneuron|Renshaw cell|recurrent inhibition|gastrocnemius musclemodel
要約(日本語): ネコの腓腹筋を支配する神経回路モデルを構築し、その性能を評価した。モデルは、解剖学的・生理学的知見に基づき、300個のα運動神経およびレンショウ細胞からなる。α運動神経が、1個のパルスを入力されたときの膜電位の応答をインパルス応答と考えて加算する時間領域のモデルとした。膜電位が閾値を超えるとパルスを筋線維とレンショウ細胞に送る。筋線維は収縮し、張力を発生する。レンショウ細胞は、α運動神経を抑制するパルス列を送る。構築したモデルについて、上位神経細胞の発火頻度を変化させて、抑制性結合の強度・レンショウ細胞の発火頻度の関係を求めたところ、実験によって得られている特性と一致した。
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