仮想空間における接近速度弁別能力検査システムの開発と評価<p> - 静止ターゲットおよび運動ターゲットの融合について -
仮想空間における接近速度弁別能力検査システムの開発と評価<p> - 静止ターゲットおよび運動ターゲットの融合について -
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC7-15
グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2002/09/02
タイトル(英語): Evaluation of Human's Discrimination Ability of Approach Velocity and Development of Inspection System in Virtual Space
- Fusion of Approach Object -
著者名: 寺田裕樹 (秋田大学),水戸部 一孝(秋田大学),吉村 昇(秋田大学)
著者名(英語): Yuki Terata(Akita University),Kazutaka Mitobe(Akita University),noboru Yoshimura(Akita University)
キーワード: 仮想空間|立体視交通事故|交通事故|virtual space|stereopsis|approach velocity|traffic accident
要約(日本語): 過去の研究において我々は,光点(以下ターゲットと呼ぶ)の点灯位置を奥から順次変えて,車の接近を模擬した実空間における接近速度弁別能力検査システムを構築した.そこで高齢健常者と若年健常者の接近速度弁別能力を比較することで高齢者の知覚特性に着目した交通事故防止の方法を検討した.その結果,若年健常者と比べ接近速度弁別能力および両眼性の奥行き知覚の能力が低下している可能性を明らかにした.また,両眼性の奥行き知覚能力検査のため,視覚刺激を左右眼独立かつ同時に呈示する装置(以下,実体鏡と呼ぶ)で奥行き知覚されるターゲットを仮想空間に呈示し,接近速度弁別能力を検査するシステムを構築した.そこで本論文では,若年健常者を対象としてターゲットの大きさと接近距離をパラメータとして,実体鏡呈示での視覚刺激を両眼単一視(融合)として認識できた場合を融合率として調べた.
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