冠動脈組織弾性イメージングによるプラーク性状診断の試み
冠動脈組織弾性イメージングによるプラーク性状診断の試み
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC7-20
グループ名: 【C】平成14年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2002/09/02
タイトル(英語): Plaque Tissue Characterization by Elasticity Imaging of Coronary Arteries
著者名: 椎名 毅(筑波大学),新田 尚隆(筑波大学),山岸 和正(国立循環器病ゼンター)
著者名(英語): Tsuyoshi Shiina(University of Tsukuba),Naotaka Nitta(University of Tsukuba),Kazumasa Yamagishi(National Cardiovascular Center)
キーワード: 医用生体工学|医用超音波医用画像|医用画像|組織弾性|biomedical engineering|medical ultrasonics|atherosclerosis|medical imaging|tissue elasticity
要約(日本語): IVUS(血管内エコー法)はカテ先の超音波プローブで血管壁断面を得る手法として、特に冠動脈形成の術前、術後の評価に用いられている。われわれは、超音波による組織弾性を得る手法をIVUSに適用し、冠動脈壁の硬化度の分布の画像化を行うことで、動脈硬化の早期診断や、破錠の危険のあるプラークの検出などを可能とする手法について検討してきた。今回、臨床計測可能なシステムを構成し、冠動脈硬化症について組織弾性分布を求めた。その結果、冠動脈壁の弾性像をもとに石灰化や脂質などのプラークの組織性状診断の可能性を示すことができた。
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