能動形水晶振動子の特性と発振器への応用

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS3-4

グループ名: 【C】平成15年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/29

タイトル(英語): Active Crystal Resonator and its Application to Oscillator

著者名: 今池 健(日本大学),門 智広(日本大学),作田 幸憲(日本大学),関根 好文(日本大学)

著者名(英語): Takeshi Imaike(Nihon University),Tomohiro Kado(Nihon University),Yukinori Sakuta(Nihon University),Yoshifumi Sekine(Nihon University)

キーワード: 能動型水晶振動子|インピーダンス特性|測定結果|発振回路|Active Crystal Resonator|Impedance Characteristic|Measured Result|Oscllator Circuit

要約(日本語): 水晶振動子の共振周波数は水晶振動子の励振電流の2乗に比例して大きくなるので,共振周波数の変動を低くするためには励振電流を低くすることが必要となる.一方,発振器の低位相雑音化は高レベル発振によって達成できるが,この場合,励振電流の増大と共振周波数の変動とはトレードオフの関係にあると思われる.

そこで,本稿では能動形水晶振動子を作製し,この振動子のインピーダンス対周波数特性を測定し,水晶振動子単体よりも大きな電流を制御できることを明らかにした.また,この振動子を発振回路に適用するための回路構成について検討を行うと共に,実際に発振回路を作製し,

その特性について検討を行った.

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