テレビ画像に重畳したノイズが事象関連電位P300に及ぼす影響に関する一検討
テレビ画像に重畳したノイズが事象関連電位P300に及ぼす影響に関する一検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS4-4
グループ名: 【C】平成15年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2003/08/29
タイトル(英語): A Study on the Effect of Burst Noise Mixed to TV Picture on Event Related Potential P300
著者名: 田中 元志(秋田大学),宮下 貴行(秋田大学),井上 浩(秋田大学),新山 嘉嗣(秋田大学)
著者名(英語): Motoshi Tanaka(Akita University),Takayuki Miyashita(Akita University),Hiroshi Inoue(Akita University),Yoshitsugu Niiyama(Akita University)
キーワード: テレビ画像|ノイズ|事象関連電位|P300|主観評価|TV picture|noise|event related potential|P300|subjective evaluation
要約(日本語): 電磁ノイズによるテレビ画像劣化における視覚系の生理学情報を用いた客観評価の基礎
検討として,バーストノイズの実効値と継続時間を変化させて,画像に重畳したノイズ
を主観評価したときの脳波(事象関連電位P300)を測定した。主観評価は「邪魔でない」,
「わずかに邪魔である」,「邪魔である」の3段階で行い,P300の振幅および潜時との
関係について検討した。その結果,「邪魔である」と評価したときにP300の振幅が最も
大きく,t検定では有意な差が得られた。妨害の感じ方の違いによってP300の振幅が異な
ると考えられ,ノイズによる妨害度評価にP300を用いることができる可能性が得られた。
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