並列型適応Volterraフィルタの一設計法
並列型適応Volterraフィルタの一設計法
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS10-3
グループ名: 【C】平成15年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2003/08/29
タイトル(英語): A method of Designing Parallel Adaptive Volterra Filter
著者名: 趙雪琴 (千葉大学),呂建明 (千葉大学),野村 行弘(千葉大学),谷萩隆嗣 (千葉大学)
著者名(英語): Xueqin Zhao(Chiba University),Jianming Lu(Chiba University),Yukihiro Nomura(Chiba University),Takashi Yahagi(Chiba University)
キーワード: 適応Volterraフィルタ|並列型適応Volterraフィルタ|非線形システム|システム同定|FTFアルゴリズム|adaptive Volterra filter|parallel adaptive Volterra filter|nonlinear system|system identify|FTF algorithm
要約(日本語): スピーカのひずみなどのように対象システムが非線形特性を
持っている場合,従来の線形適応フィルタでは性能に限界が
ある.そのため,非線形特性に対応した適応フィルタを利用
する必要がある.その1つとして適応Volterraフィルタ
(Adaptive Volterrafilter:AVF)がある.AVFは離散
Volterra級数展開に基づいて構成されており,精度の高さ
が利点であるが,高次の非線形特性をフィルタリングする
場合に構造が複雑になり,計算回数が膨大になるという問
題点がある.従って,AVFの演算量の減少は重要な研究課
題である.本論文では,AVFの演算量を減少する方法とし
て,AVFを2個或いは4個に分割し,それらを並列接続された
並列型AVFを提案する.高速アルゴリズムFTFを用いてシ
ミュレーションを行い,提案方法の有効性を検証する.
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