ジュール加熱装置におけるプログラム昇温制御

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS6-5

グループ名: 【C】平成15年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2003/08/29

タイトル(英語): Program temperature control of Joule heating system

著者名: 三保 茂之(秋田大学),長縄 明大(秋田大学),秋山 美展(秋田県総合食品研究所),足立 高弘(秋田大学)

著者名(英語): Shigeyuki Miho(Akita University),Akihiro Naganawa(Akita University),Yoshinobu Akiyama(Akita Research Institute of Food and Brewing (ARIF)),Takahiro Adachi(Akita University)

キーワード: 食品工学|ジュール加熱装置|温度制御|セルフチューニング制御|Food Engineering|Joule heating system|Temperature control|Self-tuning control

要約(日本語): 食品加工に用いられているジュール加熱法は,加熱対象である食品に直接電気を流すことにより,食品自身を電気抵抗体として発生するジュール熱を利用し,加熱する方法である.これは一般的に使用されている伝熱加熱とは加熱原理が異なるため,温度制御精度が高い,昇温速度が速い,エネルギ変換効率が高いなどの優れた特徴を有する.しかし,食品の抵抗値は,食材や温度により大きく変化するため,プロセス制御で広く用いられているPID制御手法のような固定ゲインの制御方式では,最適な昇温特性を持たせることは困難である.そこで,本研究では,最適な昇温特性を実現するため,セルフチューニング手法を用いた結果について考察する.

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