今西進化論に基づく遺伝的アルゴリズムによる弾性表面波フィルタの最適設計
今西進化論に基づく遺伝的アルゴリズムによる弾性表面波フィルタの最適設計
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS12-3
グループ名: 【C】平成16年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2004/09/02
タイトル(英語): Optimum Design of Surface Acoustic Wave Filter Using Imanishian Genetic Algorithm
著者名: 田川 聖治(神戸大学),山本 哲也(神戸大学),井垣 努(松下電子部品),関 俊一(松下電子部品)
著者名(英語): Kiyoharu Tagawa(Kobe University),Tetsuya Yamamoto(Kobe University),Tsutomu Igaki(Matsushita Electronic Components),Syunichi Seki(Matsushita Electronic Components)
キーワード: 最適設計|遺伝的アルゴリズム|弾性表面波フィルタ弾性表面波フィルタ|optimum design |genetic algorithm|surface acoustic wave filter
要約(日本語): 本稿では、最適化問題として定式化された共振器型SAWフィルタの設計に対して、今西進化論に基づく遺伝的アルゴリズム(今西型GA)を適用する。今西型GAでは個体(解候補)間の距離に基づき「種」を判別するとともに、世代交代モデルで「種の棲み分け」を、局所探索法で「定向進化」を模擬する。このため、今西型GAは個体集団の多様性を維持する能力が高く、同等に優れた複数の解候補を列挙することができる。これらの解候補を代替案として比較することで、設計者はSAWフィルタと周辺回路との電気的整合性や、基板上の電極数で決まる実装サイズなど、周波数特性のみで規定された最適化問題の目的関数に反映されないSAWフィルタの副次的な性質も考慮することが可能となる。
PDFファイルサイズ: 1,026 Kバイト
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