感情誘起行動型ロボット群の搬送タスクにおける行動特性
感情誘起行動型ロボット群の搬送タスクにおける行動特性
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS13-2
グループ名: 【C】平成16年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2004/09/02
タイトル(英語): Behavior Characteristics of group of Robots with Emotion Model in Carriage Task
著者名: 草野 拓也(青山学院大学),野澤 昭雄(青山学院大学),井出 英人(青山学院大学)
著者名(英語): Takuya Kusano(Aoyama Gakuin University),Akio Nozawa(Aoyama Gakuin University),Hideto Ide(Aoyama Gakuin University)
キーワード: 感情モデル|感情フィールド|創発システム|自律分散|役割分担搬送タスク|Emotion Model|Emotion Field|Emergent System|Decentralized Autonomous Systems|Burden SharingCarriage Task
要約(日本語): 社会性昆虫と呼ばれる蟻は,非常に単純なコミュニケーション手段を用いることによる相互作用で,組織的活動を創発している.蟻は化学物質によるコミュニケーションを発達させたが,人間は言葉や身振りでコミュニケーションを図り感情などを意思疎通する.そこで本研究では,人間の心理学的見地に基づく相互作用に着目し,ロボットの行動計画の基となるパラメータに人の感情モデルを用いることにした.このロボットに搬送タスクを与えたところ,単純な設定であるにもかかわらず,キャリア,ガイドといった役割分担の創発が見られた.さらに障害物が存在するという複雑なフィールドにおいても,それに対応できることが分かった.
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