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人工社会における利他的エージェントがもたらす経済効果

人工社会における利他的エージェントがもたらす経済効果

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カテゴリ: 部門大会

論文No: GS16-6

グループ名: 【C】平成16年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2004/09/02

タイトル(英語): Simulations for analyzing economic effect caused by unselfish agents in artificial societies

著者名: 菊地登志子 (東北学院大学)

キーワード: マルチエージェント|人工社会|利他的|シミュレーション|経済効果分配|multi-agent|artificial society|unselfish|simulation|economic effectsharing

要約(日本語): 本稿では,自らの効用を最大化するエージェントに「消費量を大きく超える収入が得られた場合に弱者への分配を行う」という利他的な行動をとらせると,人工社会全体にどのような経済効果がもたらされるかについて検討する.市場の効率と社会の公平はトレードオフの関係にあり,この効率と公平のバランスをとるための調整機能として税制がある.しかし,課税を強化すれば経済活動は収縮し,その結果生じる多数の弱者を救済するためにさらに課税を強化しなければならない.市場原理に基づいて行動するエージェントが,上記のような条件のもとで利他的な行動をとると,このような悪循環を断ち切る一つの方策となりうることをシミュレーションを用いて示す.

PDFファイルサイズ: 4,319 Kバイト

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