タンパク質工学のための遺伝的アルゴリズムの設計

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS5-10

グループ名: 【C】平成16年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2004/09/02

タイトル(英語): A Design of Genetic Algorithm for Protein Engineering

著者名: 坂本 健作(東京大学),山村 雅幸(東京工業大学),染谷 博司(統計数理研究所)

著者名(英語): Kensaku Sakamoto(The University of Tokyo),Masayuki Yamamura(Tokyo Institute of Technology),Hiroshi Someya(The Institute of Statistical Mathematics)

キーワード: タンパク質工学|遺伝的アルゴリズム|最適化|分子計算|DNAコンピューティング|Protein Engineering|Genetic Algorithm|Optimization|Molecular Computation|DNA Computing

要約(日本語): 近年, タンパク質工学の重要性が高まっている. しかし, 望みの機能をもつタンパク質を得るための標準的な方法は確立されていない. 本稿では, タンパク質工学における望みの機能をもつタンパク質を最適解または準最適解とみなし, また, それらの発見を最適化問題とみなすことで, タンパク質工学への情報科学的接近を試みる. まず, 計算機上における最適化とタンパク質工学との違いについて述べ, これらを考慮した遺伝的アルゴリズムによる一手法を示した. 次に, 提案手法を最適化問題に適用しその有効性を確認した. また, 提案手法のウェットな実現への可能性を議論した.

PDFファイルサイズ: 3,225 Kバイト