複数のレートセンサを用いた転倒検知に関する研究

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS9-6

グループ名: 【C】平成16年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2004/09/02

タイトル(英語): Research on the Fall Detection Using Multiple Rate Sensors

著者名: 大石貴弘(山口大学),藤井文武(山口大学),水上嘉樹(山口大学),清水雅年(関西電力),田中幹也(山口大学)

著者名(英語): Takahiro Oishi(Graduate School of Science and Engineering,Yamaguchi University),Fumitake Fuzii(Faculty of Engineering,Yamaguchi University),Yoshiki Mizukami(Faculty of Engineering,Yamaguchi University),Masatoshi Shimizu(Kansai Electric Power Company,I)

キーワード: 転倒検知|移動運動|鉛直方向変位|加速度|角速度|Fall detection|Locomotion|Vertical direction displacement |Acceleration|Angular velocity

要約(日本語): 本研究では，3軸加速度・ジャイロセンサを搭載した小型計測装置を人体腹部に装着して鉛直方向変位等を測定することで、想定される数多くの転倒パターンに対応し、より確実に転倒を検知する手法について提案する。人体の重心位置は転倒により鉛直方向に下がる。これは転倒形態によらず，重心点の過渡的な軌跡こそ転倒の態様によって異なるものの，一様に数十 cm ～ 1 m程度の確実な変位が期待できるという特徴をもっている。そこで本研究では，転倒の有無を判定したい対象者の体動加速度及び角速度をモニタリングして鉛直方向の変位を算出することで転倒判定する方法を提案し、その枠組みにおける判定精度の向上について検討を加えた。

PDFファイルサイズ: 1,512 Kバイト