強化学習エージェントによる自由化電力市場シミュレーション

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS20-2

グループ名: 【C】平成17年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2005/09/06

タイトル(英語): A Simulation of Deregulated Electricity Market using Reinforcement Learning Agents

著者名: 大木汐里 (東京理科大学),原田 拓(東京理科大学)

著者名(英語): Shiori Ohki(Tokyo University of Science),Taku Harada(Tokyo University of Science)

キーワード: 強化学習|マルチエージェント|自由化電力市場|シミュレーション|reinforcement learning|multi-agent|deregulated electricity market|simulation

要約(日本語): 近年，電力市場の規制緩和が進んでおり，今後，より一層の自由化が行われる予定である．この市場自由化により，電力小売り事業への企業の新規参入や，一般家庭での自家発電設備の利用などが活発に行われるようになると予想される．このような状況の下では，電力の需要と供給の関係が複雑となり，電力価格や電力需要の変動などが生じる．そこで本研究では，電力会社，一般企業，一般家庭のそれぞれを，強化学習を用いて行動を学習するエージェントとして定義し，マルチエージェントシミュレーションを行う．これにより，エージェントの行動が電力市場に与える影響を分析し，自由化電力市場の構造を解析する．

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