傾き顔に対応した表情認識のための特徴量抽出方法

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS2-5

グループ名: 【C】平成17年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2005/09/06

タイトル(英語): Extraction of Feature Quantities from Rotated Faces for the Recognition of Facial Expressions

著者名: 中溝 哲士(工学院大学),中村 納(工学院大学)

著者名(英語): Satoshi Nakamizo(Kogakuin University),Osamu Nakamura(Kogakuin University)

キーワード: 表情認識|特徴量抽出|Facial Expressions|Extraction of Feature Quantities

要約(日本語): 顔画像による表情の認識システムにおいては，目や口などの顔各器官をはじめ，眉や表情の表出に伴い出現する皺など，顔各部位の詳細な動きを捉え、より正確に特徴量を抽出することが認識精度を向上させるうえで重要である．当研究室においても正面顔における表情の認識実験では安定して特徴量の抽出を行い，高い精度で表情の認識を行うことができた．しかし，顔に傾きがあった場合，特徴量を安定して正確に抽出することができず，結果として認識精度を低下させてしまう要因となった．そこで，本報告では従来行ってきた正面顔からの特徴量抽出方法を，顔に傾きがある場合にも対応できるように拡張を行い，検討した．

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