目的関数埋め立て法によるカオス最適化

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS3-3

グループ名: 【C】平成17年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2005/09/06

タイトル(英語): The Chaotic Optimization using the Objective Function Landfilling Method

著者名: 渡辺 祐樹(慶應義塾大学),岡本 卓(慶應義塾大学),相吉英太郎 (慶應義塾大学)

著者名(英語): Yuki Watanabe(Keio University),Takashi Okamoto(Keio University),Eitaro Aiyoshi(Keio University)

キーワード: 大域的最適化|カオス|勾配系|関数変換|Global Optimization|Chaos|Gradient System|Function Trasformation Technique

要約(日本語): 本研究では，目的関数変換法と離散化勾配系カオスモデルを組み合わせた最適化手法を提案する．具体的には，まず，最も単純な大域的探索モデルである，離散化勾配系カオスモデルにおける各局所解周りの安定性解析から，アニーリング時に得られる最適解が，その分岐特性によって決定されることを示す．次に，この力学的考察を元に，目的関数値を考慮した分岐特性調整を行うような関数変換法を提案する．本提案法は，求めたい局所解の引き込み領域を拡大する変換となっており，従来の関数変換法とは概念が異なるものである．提案法による新たな変換問題に対し，離散化勾配系カオスモデルを適用することで大域的最適化を図る．

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