紙幣の真偽識別の高度自動化
紙幣の真偽識別の高度自動化
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS11-6
グループ名: 【C】平成18年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2006/09/05
タイトル(英語): Intelligent Automatic Classification of True and False Bills
著者名: 松永 聖平(大阪府立大学),大松 繁(大阪府立大学),小坂 利壽(グローリー工業)
著者名(英語): Shohei Matsunaga(Osaka Prefecture University),Sigeru Omatu(Osaka Prefecture University),Toshihisa Kosaka(Glory LTD.)
キーワード: フーリエ変換|ウェーブレット変換|誤差逆伝播法誤差逆伝播法|fourier transform|wavelet transform|error back propagation method
要約(日本語): 紙幣は偽造防止のために様々な工夫が施されている.しかし,近年ではカラーコピー機,カラープリンタ,スキャナ等の性能向上により,容易に偽造できるようになり,紙幣偽造による犯罪が多発している.そのためコピー等による偽造紙幣を検知,排除する手法が必要である.
本物の日本銀行券(以下真券)は偽造防止のために細かい精密な線が描かれている.コピーにより作られた偽造紙幣では色や濃度が点で表されるために,線は点線に変化する.また,真券に印刷されている線が細すぎるためにコピーでは消失することもある.偽造紙幣ではその線を忠実に再現することが非常に困難である.そこで本論文では,真券の線に着目し,フーリエ解析から算出される特徴量によって線の有無を判別し,真偽を識別することを試みる.
PDFファイルサイズ: 2,324 Kバイト
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