電析パラジウム‐コバルト機能皮膜の作製と応用

カテゴリ: 部門大会

論文No: MC2-5

グループ名: 【C】平成18年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/05

タイトル(英語): Application and Formation of Electrodeposited Functional Palladium-Cobalt Alloy Films

著者名: 楠 記暢(関東学院大学),岩城 泰彦(山王),小岩 一郎(関東学院大学),山下 嗣人(関東学院大学)

著者名(英語): Norinobu Kusunoki(Kanto Gakuin University),Yasuhiko Iwaki(Sanno co.jp),Ichiro Koiwa(Kanto Gakuin University),Yamashita Tugito(Kanto Gakuin University)

キーワード: パラジウムーコバルト合金皮膜|多層膜|結晶構造|深さ方向分析|硬度| Palladium-Cobalt Alloy Films|Multilayer|Crystal Structure|GD-OES|Hardness

要約(日本語): PdおよびPd合金は電子材料，電気接点材料などに広く期待される皮膜である．特にPd-Co合金皮膜は，高Pd含有皮膜では水素吸蔵および水素透過皮膜として，高Co含有皮膜では磁気特性をもつ皮膜として注目されている．また，電流密度を変化させることにより皮膜のCo含有率を制御出来ることをすでに報告している．そこで，めっき中に電流密度を適切に制御することにより組成の異なるPd-Co合金皮膜を積み重ねた多層膜 を作製することが可能であると考えた．一般に幾つかの層を積み重ねた多層膜は，単層膜には見られない新しい機能を有するといわれている．そこで我々はPd-Co多層膜と単層膜の特性を比較，評価した．

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