電力系統制御システムへの分散オブジェクトとモバイルエージェント技術適用
電力系統制御システムへの分散オブジェクトとモバイルエージェント技術適用
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC5-5
グループ名: 【C】平成18年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2006/09/05
タイトル(英語): Power Control System based on Distributed Object and Mobile Agent Technologies
著者名: 片山茂樹(東芝),土屋武彦(東芝),田中立二(東芝),小俣和也(東芝),遊佐博幸(電力中央研究所),大谷哲夫(電力中央研究所),芹澤善積(電力中央研究所)
著者名(英語): Shigeki Katayama(Toshiba corporation),Kakehiko Tsuchiya(Toshiba corporation),Tatsuji Tanaka(Toshiba corporation),Kazuya Omata(Toshiba corporation),Hiroyuki Yusa(Central Research Institute of Electric Power Industry),Tetsuo Otani(Central Research Institute)
キーワード: 電力系統制御システム|分散オブジェクト|モバイルエージェント|Webサービス|Power system control|Distributed objects|Mobile agents|Web services
要約(日本語): 近年、電力分野でもIP技術の適用が検討され始めている。これにより従来と比べてシステム構成が複雑になるため、特に電力機器や通信インフラなどのリソースの管理方法を充分に検討する必要がある。この課題に対する解決策として筆者らは電力系統用の制御通信システムの統一的構成手法として、オブジェクトモデルから通信の実現方法、更には通信の信頼性確保までを包括的にサポートする「分散リアルタイムネットワークアーキテクチャ(DRNA)」を提案してきた。
本論文ではDRNAの具体的な適用例として協調型電圧無効電力制御システムを試作し,シミュレータの電圧をリアルタイムで制御できることを検証,評価した結果を示す。また,同等のシステムのWebサービス技術による構築検討を通じて,分散処理システムを構築する為の技術としてのモバイルエージェントとWebサービスを考察する。
PDFファイルサイズ: 4,694 Kバイト
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