事象関連電位によるALS患者の意思伝達に関する臨床実験
事象関連電位によるALS患者の意思伝達に関する臨床実験
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS4-5
グループ名: 【C】平成19年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/04
タイトル(英語): Experiments on Communication of ALS Patients by Detecting Event-Related Potential
著者名: 加納 尚之(米子工業高等専門学校),佐久間 研司(鳥取大学),中島 健二(鳥取大学)
著者名(英語): Naoyuki Kanou(Yonago National College of Technology),Kenji Sakuma(Tottori University Faculty of Medicine),Kenji Nakashima(Tottori University Faculty of Medicine)
キーワード: 筋萎縮性側索硬化症|意思伝達補助装置|事象関連電位事象関連電位|ALS|Communication Aids|ERP
要約(日本語): 意思伝達能力を損なった筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の意思伝達補助装置(CA)の開発が切望されている。CAで最も重要な部分は入力センサである。そこで、筆者らは事象関連電位(ERP)に注目している。ERPを意思情報として利用することにより意思伝達が可能となる。本研究では、ALS患者が心で念じることにより、5つの家電製品の中から、所望の家電製品の電源を投入する実験と、コンピュータディスプレイ上の25項目の中から、所望の項目を選択する実験を行った。その結果、極めて高い正答率を得ることができた。本報告においては、これらの実験の結果と、その検討について述べる。
PDFファイルサイズ: 4,148 Kバイト
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