認知症治療サポートの為の塗り絵の作成
認知症治療サポートの為の塗り絵の作成
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS11-3
グループ名: 【C】平成19年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/04
タイトル(英語): Making Colorings to Help the Therapy for the Dementia
著者名: 前田 康男(大阪府立大学),大松 繁(大阪府立大学),吉岡 理文(大阪府立大学),小林 徹(ファイン・サンキュー)
著者名(英語): Yasuo Maeda(Osaka Prefecture University),Sigeru Omatu(Osaka Prefecture University),Yoshioka Michifumi(Osaka Prefecture University),Tetsu Kobayashi(Fine Thank you Ltd)
キーワード: 認知症|塗り絵|自己組織化マップ|ラプラシアン|dementia|coloring|SOM|laplacian
要約(日本語): 近年,認知症に対し回想法という治療法が成果を上げている.回想法とは,昔の道具を用いて,体験したことをもう一度実践することや,語り合うことで脳の活性化を図る心理学的な治療法である.知名度は非常に低いが,専門に行う施設があるほど,成果は非常に高い.同じく塗り絵も認知症の治療に効果があることが周知となり,大人向けの塗り絵製品が数多く市場に出回っている.そこで,昔の思い出写真から塗り絵を作成することで,相乗効果を得られるのではないかと考え,輪郭抽出フィルターの併用やSOMを用いることにより,出来るだけ写真に忠実な塗り絵を作成し,認知症治療の一助となることを目的とし,研究を行った.
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